ある日、めったに鳴らない家の固定電話が鳴りました。
もちぱんはい、もしもし



義母さまのご家族ですか?



(・・・誰?)そうですが。



こちら救急隊の者です。
義母さまが自宅で倒れられまして
呼吸はありますが、意識レベルが低いので
隣町の救急病院に運びます



…えっ?!お、お願いします
なんと、義母が自宅で倒れているのを近所の方が見つけてくださいました。
すぐに救急車を呼んでもらえたのですが、義母は中から鍵をかけた状態。
救急隊の方が部屋の中に入るために、窓を割って侵入することになりました。
「助かって本当に良かった」という安堵と同時に、



窓の修理しないとな…いくらするんだろう?
という不安が押し寄せてきました。
- 何が義母に起こったのか
- 窓の修理代のこと(保険会社への連絡~保険金がおりるまでの実体験)
最近は、高齢の親が一人暮らしされている方も多いと思います。
「家族が倒れた、もしものとき」
の参考になれば嬉しいです。
結論 窓の修理代は火災保険でまかなえた
先に結論からお伝えすると、
今回のように「事故・災害ではないけれど、予期せず起きた破損」は、
火災保険の補償でカバーされるケースが多いようです。
実際、知人の場合、子どもが家の壁に穴をあけてしまったときの
修理費用も火災保険がおりたと言っていました。
ただし補償の範囲は契約している保険会社・プランによって異なりますので
加入している火災保険の補償内容は、保険会社に直接問い合わせるなどして確認をしてください。
義母が倒れてから、今までの記録



ここからは、実際に起きた事を振り返ります。
発見・救急搬送
ある日、自宅のアパートで倒れているところを
近所の方が発見し、通報してくださいました。
玄関チャイムを何度鳴らしても応答がなく、
駐車場に面している掃き出し窓から横たわる姿が見えたため
救急車を呼んでいただいたとのこと。
救急車が到着しても、部屋に鍵がかかって中に入れない状態。
一刻を争うかもしれない状況であるため
救急隊が窓を割って室内に入る判断をされたそうです。
結果的に義母は無事でした。
様々な検査をしていただいても、原因となるようなものは見つかりませんでした。
義母に聞いてみると



よろけてコケて、こたつで顎を打ったのは覚えてるんだけど…
他の記憶がないの。
気づいたら宇宙人に誘拐されてたから…
とのこと。
(あ、たぶん、宇宙人=救急隊員です💦)
とりあえず、よかったねと安堵しました。
割れた窓の修理見積
救急搬送された当日の夕方、管理会社と契約者である夫が電話確認。
すると、窓の修理はこちらで業者を手配して問題ないとのこと。
以前、家のリフォームでお世話になった業者さん経由でガラス屋さんを紹介していただきました。



これ…うちでは難しいかな…
通常なら商品番号が書いてあるんだけど
これは書いてなくて…
このアパート独自のガラスなんじゃないかなぁ



・・・
現場写真をご覧ください。


こちら、わかる方にはわかると思います。
義母は、某大手不動産会社の賃貸物件に住んでいました。



この格子がね、ズレずに作るのが難しいんですよ…
持ち家だったらやらせてもらうんですけど。
管理会社通して修理された方がトラブルなくていいと思います。



なるほど。わかりました💦
という事で、見積は管理会社へ頼むことになりました。
出てきた見積金額は約18万円
ガラス屋さんに数万程度でしょうと言われていたので、
10万以内で収まると思っていたのですが…💦
高かったです。
窓ガラスの修理が終わるまでショートステイに
窓ガラスの修理、割れた窓ガラスが古かったこともあり
とても時間がかかりました。
(修理完了まで1ヶ月半くらいかかりました)
義母が倒れたのは真冬だったため、
窓ガラスが割れている部屋に戻すのも不安だったので
ケアマネさんに相談し、ショートステイを利用する事に。
すると、そこで義母のせん妄が悪化
特別養護老人ホームのショートステイに入っていたのですが…



あそこで髪切るとぼったくられるんだって
と言ったり



銃が乱射されていっぱい死んだ!
私ここにいたら殺されるー!
と言ったり。
そして夫に相談。



お母さん、またせん妄ひどくなってたよ。
それに歩くのものすごく不安定。
歩行器がないと立ってられないのに、
アパートでひとりで暮らしていけるかな?



そうだね。
このまま一人で暮らけるのか、
一度考えないといけないかもしれないね。
見守りがある施設とか、
お母さんの年金で入れるところがあるといいんだけど…。
という事で、不安をケアマネさんに相談する事にしました。
結果、いくつか施設について教えていただき、見学。
今は、サービス付き高齢者向け住宅で暮らしています。


保険会社への連絡
加入していた火災保険は、Webから保険金請求ができたので
- 修理見積
- 現場写真
を添付して申請しました。
すると後日、保険会社から契約者である夫に連絡。



入居者ご本人に状況の確認をとりたいのですが可能ですか?



いやぁ…難しいです。
搬送されたときのことは覚えていないみたいなので。



では、後日書類を郵送しますので、ご記入いただきご返送いただいてから保険対応の可否を判断させていただきます。
という事で、後日
「保険金請求書兼同意書」
という書類が届きました。
事故の内容(日時や詳細)について記入し返送。
その後、修理代金支払いを証明できる書類(コンビニ支払の受領証)も提出。
無事全額戻ってきました。
こんな「まさか」も火災保険の対象になりうる
今回の件で実感したのは、
火災保険は「火事のときだけの保険ではない」ということです。
今回のような、救急搬送の為に窓を割った案件以外にも
- 自動車の当て逃げによりフェンスが破損した
- 豪雨で近隣の川が氾濫し、居住用の床上浸水が発生し建物や家財が被害を受けた
- 給排水設備事故の水濡れ等
出典:東京海上日動 ホームページ
こうした「予期せず起きた破損」も、契約内容によっては補償の対象になります。
「これって保険使えるのかな?」
と思ったら、保険会社に聞いてみたり
とりあえず申請してみることをおすすめします。
まとめ
家族が倒れて救急搬送というだけでも気が動転する出来事でしたが
その後の「窓の修理代」という現実的な問題は
火災保険のおかげで負担にならずに済みました。
もしものときのために、
ご自身やご家族が加入している火災保険の補償内容を
一度確認しておくと安心です。
そして、高齢のご家族が一人暮らしをされている方は
「もしも」が起こった時にどうするか、
一度ご家族で話合っておくことをオススメします。





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